好きな野球をやれる幸せを考えて、両親はじめ支えていただいている関係者の方々への感謝の気持ちを忘れてはならない。皆への思いやり、感謝の気持ちなど気配りのできない者が、いくら練習をしても上達はしない。野球はその人間がするのだから・・・誰からも愛される人に、皆から愛される野球部を築いていくように、一人ひとりが努力すること。皆に協力してもらい、応援してもらえるように、「正しい姿勢」で「正しい野球」を探求していく質の高い野球集団をめざして、努力しなければならない。
『負けに不思議な負けなし、勝ちに不思議な勝ちあり』
正しい野球をしていると不思議な勝ち方をする。野球をやる以上は、誰にも負けない選手になるよう努力してほしい。誰にも負けないものを持った補欠、誰にも負けない球拾いでもいい、ひとつのことを最後までやり抜ける選手になること。
一試合にわずか一回しかないチャンスに練習したすべてを出し切れない選手はレギュラ-にはなれない。
これは毎日の厳しい練習から生まれるのは言うまでもないが、グランド外での日常生活の在り方が大きく左右することを忘れてはならない。きびきびとした規律ある生活をすることが大切である。
また、授業に集中することも、野球の質を高めることにつながる。野球と勉強は一本の道を歩くための「両足」であり、文武を兼ね備えてこそ無敵なのであり、どのような戦いでも武だけで勝つのは難しいことを知らなければならない。
最大目標は、人格形成 最終目標は、日本一
声にスランプなし、声は最大の戦力